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環境への取り組み

環境・社会(CSR)

環境保全・グリーン調達に対する対応

弊社では、2020年度におけるエネルギー排出原単位を2010年比10%削減という目標を掲げ、地球環境保全に取り組んでます。取組みの一環として、2005年にはNEDO太陽光発電フィールドテスト事業として太陽光発電システムを日高工場に導入しました。
2007年度からは、蓄熱式脱臭炉を順次導入し、環境保全、省エネルギー化を順次図っていきます。

エネルギー排出量の削減目標と方法

現在、改正大気汚染防止法により、VOCガスを排出する事業者に対して、VOCガスの排出規制が設定されています。このVOCガス排出規制の対象となっている業種は、塗装・印刷業界をはじめ、フィルム加工・炭素繊維業界等、非常に幅広い産業分野に渡ります。

VOCガス排出規制に対し、現在のところ主流の脱臭・処理方法は「燃焼式」ですが、燃焼消費のコストが課題となっています。

そこで、弊社ではVOC成分の化学エネルギーを燃焼エネルギーとして活用できる「蓄熱式脱臭装置」を採用しました。これにより、大幅な燃費削減とVOC削減の両方が実現可能となりました。
この「蓄熱式脱臭装置」は、熱交換率が非常に優れており、VOC成分の濃度が高い場合に余剰エネルギーが発生するため、余剰エネルギーを工場設備の熱源として利用することで、事業所全体の省エネルギー化を実現することができます。

弊社では、2020年度までに、2010年比でエネルギー原単位を10%相当の削減を目標としています。
実現には「省エネルギー化」と「地球環境保全」に全力で取り組む必要がありますが、上記の取り組みによって、エネルギー原単位は10.5%削減、VOCガスを99%削減することが可能となることから、環境保全対策における自主行動計画に寄与する割合は極めて大きいものとなります。

環境保全の取り組みと今後の予定

これまでの環境保全に対する自主計画取り組みの一環として、2005年にNEDO太陽光発電フィ-ルドテスト事業による太陽光発電システムを日高工場に導入しました。

2010年4月には新地工場にLED照明全量入替し、杉の木2700本のCO2削減達成を可能とした同時にデマンド制御システムを導入し、消費電力の削減にも寄与しています。
新地工場では、今後も環境美化等も考慮しながら、自主計画の更なる推進事業所として位置付け、次期設備投資においても「蓄熱式装置」はもとより、「太陽光発電」の100KWの設置を予定しています。